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2012年12月25日

ハンタ

ハンタ
ハンタは浅間原からの支尾根にあり、三等三角点『羽田』のある
736.7m地点がピークの寂峰です。

例のごとく、コピーした安倍山系と地形図を手に行って参りました。

写真は、山頂から北西に下った辺りの眺望。
山伏から大谷嶺、そして右手前に有東木の集落が見えます。
※一般登山道ではありません。
ハンタ
旧大河内北小学校跡地からの出発です。
ハンタ
下渡のバス停を過ぎ、GSの手前を右に折れます。
ハンタ
空が青いですな。
ハンタ
ノスタルジックな雰囲気の階段を行きます。
ハンタ
下渡の家並みを振り返ります。
安倍川がきらきら光っています。
ハンタ
少し進んだだけで道は荒れ始めました。
かつての生活路ですが、今は歩く人がいません。
ハンタ
知っています。
ハンタ
……。。。
ハンタ
荒れていますが、道ははっきりしていました。
ハンタ
モノレールに当たりましたので、左上に沿っていきます。
ハンタ
冬でも汗ばむ道ですな。。
ハンタ
途中、右手に広場と小屋が、、小さなお宮もあります。
お正月のお飾りがあり、今も人が訪れていることを伺えます。
ハンタ
いくつかの作業小屋を通り過ぎていきます。
モノレールには倒木などなく、手入れが行き届いています。
ハンタ
放置茶畑は3mほどに育っているでしょうか。。
ハンタ
丸木橋を見つけました。
その向こうに道がついていたので行ってみましたが、
またモノレールに合流しました。。
ハンタ
更に、、放置茶畑の中に濃い踏み跡を見つけたので行ってみると、、
ハンタ
テレビの受信施設でした。Uターンです、、
ハンタ
左手に防獣ネットが現れると、奥手に民家が見えてきました。
ハンタ
綺麗に刈られた茶畑の向こうに、真っ白な大谷崩れが見えます。
ハンタ
山伏~大谷嶺
ハンタ
民家に到着。
松理さんが調査をされた頃は、ご老人がお住まいだったそうです。
そっと手を合わせてきました。

また、下山後に下渡の住人に伺ったところ、現在も所有者の方は下渡にお住まいで
農繁期に利用されているそうです。
ハンタ
民家の脇を抜けていきます。
ハンタ
この茶畑がいつまでも綺麗なことを願うばかりです。
ハンタ
時折見える景色が、本当に美しい。
ハンタ
やがて広大な茶畑に出ます。
しかし、、ここまでの経路がかなりの悪路でした、、悪戦苦闘で写真撮ってません。。
ハンタ
この茶畑の脇の道を行き、前方の鞍部に取り付きましょう。
右手のこんもりがハンタです。
ハンタ
林の中に入ると道は判然としませんが、行き先ははっきりとしています。
ハンタ
まだ尾根に乗っていませんが、道がT字に別れているようです。。
右に行きます。
ハンタ
少し行くと防獣ネットに当たります。
くぐるべきか、、否か、、、

最終的な答えは、防獣ネットは一度もくぐらないで山頂に行けます。
私はここをくぐりましたが、引き返しました。
そしてその先で跨ぎ越しました。
更に行き詰まったところで穴を見つけくぐりました。。なんのこっちゃですね(笑
ハンタ
山頂まであと僅かというところで、赤いペンキの矢印が、、
ハンタ
よく分かりませんが、ここだけが賑やかにマーキングされてました。。
ハンタ
登っていくと防獣ネットで行き詰まります。

そして見つけました、、、
人が通れる穴です。
明らかに人為的なものでしょう。
スミマセン、、使わせていただきました。
その穴埋めに、獣などが通れぬようにフックにかけて穴を塞いでおきました。。
ハンタ
三等三角点『羽田』に到着。
羽田が訛ってハンタでしょうか??
※羽田は当て字でした、、ですのでもともとがハンタ、、ハンタとはなんぞや?
ハンタ
山名は見つけることができませんでした。。
ハンタ
ハンタ山頂。
ハンタ
下山路からは冒頭の景色、、行きはネットの内側を登ったため気づきませんでした。
しかし、この道が酷かったです。歩くたびに小枝がばきばき折れます。
ハンタ
鞍部を抜け、上渡方面に下山します。
使われなくなったモノレールは、笹藪に覆われ倒木も激しかったです。
ハンタ
稜線を外れると藪が消えます。
しかし、、角度的には絶叫マシンですな。。
ハンタ
上渡方面の中腹にある茶畑を抜けます。
ハンタ
続いてテレビの受信施設と小さな茶畑を抜けます。
ハンタ
簡易水道を過ぎると、、
ハンタ
上渡の家並みが見えてきました。
ハンタ
ノスタルジックな小径を歩き、県道52号線に下ります。
ハンタ
奥に見える赤い橋のたもとが、旧大河内小学校跡地です。





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この記事へのコメント
 おばあさんが住んでいた民家のこと,その上の茶畑が健在なこと,防獣網が多くなっていること,そして,山頂直下からの素晴らしい景色,ありがとうございました。とても懐かしいです。
Posted by 松理 at 2012年12月25日 21:16
こちらこそ、名前すら知らない山を登ることができたのは
ひとえに『安倍山系』のおかげですので、、
他のガイドブックではありえませんから(笑
喜んで頂けて光栄です。。
Posted by itta at 2012年12月25日 23:48
こういうとこ好きかも!

機会があったら行ってみたいっす。

今日、もう一回「安倍山系」読み直します。
Posted by 賢パパ at 2012年12月26日 04:07
>賢パパさん
郷愁感に浸りながら静かに歩きたい山ですね。

しかし、、、なかなか藪深いところがありまして
帰ってから気づきましたが、ポケットの中にたくさんの小枝が入って
いました(笑
Posted by itta at 2012年12月26日 19:49
おつかれさまです。山と全然関係なくて申し訳ないのですが4連休ですか。全部ブログ記事になっているのが凄いです!
Posted by swg at 2012年12月27日 05:12
>swgさん
実はこの日は早朝から京丸山に入る予定でした。。

ダメですね、、人間休みが重なるとだらけて起きれなくなります。。

それでも、代わりに行ったハンタで大満足でした。
Posted by itta at 2012年12月27日 23:02
>それでも、代わりに行ったハンタで大満足でした。
 つまり半端じゃなかった訳でして(^^;)
 ittaさん,返信はしなくていいです。(^_^;)
Posted by 松理 at 2012年12月27日 23:23
ittaさんがはるばる京丸を予定されていたとは知りませんでした。私は三遠信の山歩きにかなり影響を受けて山歩きを始めましたので、本の紹介文を何回も何回も読みました。ちょっと気になったのは静岡からだと車でどうゲートまで入られるのでしょうか?R362かR1で掛川まで来て森、春野でしょうか。意表をついて山犬-高塚山から往復とか(笑)

私はてっきり沢口山で寸又三山[完了]されるのかなと思っていました。というかittaさんのお出かけパワーにはいつも凄いなぁと思いながら楽しく読ませていただいています。。
Posted by swg at 2012年12月28日 22:33
京丸山の計画にあたっては、swgさんの記録をじっくりと読ませていただきました。

何度も登られているので、とても参考になります。特に、積雪期の記録は他になかなか見つかりませんので、、もちろん、三遠信の山歩きも読みました!

アクセスは、新東名を考えていました。山犬からは、、、残念ながら自信がありません(笑

その山犬が来年春まで冬季閉鎖であると、inaminさんに教えていただきました。ですので、沢口山はお預けなわけです。。

ところで、賢パパさんのところで、静岡の山好きによる新年会を受け付けております。もし、ご都合がつきましたらご参加ください。
松理さん、naiさん、swさん、、前回の準備会でみなさん話題に挙がっておりましたので、、
Posted by itta at 2012年12月28日 23:11
>というかittaさんのお出かけパワーにはいつも凄いなぁと思いながら
 私もそう思います。私も行きたいとは思いつつ,行かずに終わりそうです。


>その山犬が来年春まで冬季閉鎖であると、・・・沢口山はお預け
 沢口山を寸又峡温泉から考えるよりも山犬段から考えることも感服です。5月中旬は,夢のようにきれいな稜線らしいです。

>賢パパさんのところで、・・・新年会を受け付け・・・ご参加ください。
 ありがとうご゛います。しかし,寸暇を惜しんで『安倍山系』に使いたい時期ですので,とても参加できる状況にありません。また,実際問題として掛川からだと大変ですね。
Posted by 松理 at 2012年12月29日 10:53
>松理さん
そうですか、、沢口山への稜線は5月中旬がBestですか、、
情報をありがとうございます。待ちきれないかもしれませんが(笑

寸又峡からでもいいのですが、山犬段からがどうしても気になって
しまいまして、、

新年会残念ですが、また別の機会ができたら嬉しいです。
安倍山系の調査、、本当に地道で大変なお仕事ですが
じっくりとお待ちしております。
Posted by itta at 2012年12月29日 20:13
赤テープ確認しました!しかし改めて考えますと渋い山ですよね。
上渡の家並みって今気が付きましたが、梅ヶ島に行く時にこれよく見ますね。お墓だらけのお盆のような山。そして薪が山積みのこちらのお宅はきっとカマドのお風呂なんでしょうね。山からホースで引いてきた水を薪で沸かして・・・。
Posted by swg at 2013年02月27日 00:11
>swgさん
全くもって色気のない山ですね(笑
でも、そこが魅力的だったりします。。

下渡、上渡ともに本当に子どもの頃に見た風景が
そのまま残っているようで、懐かしかったです。

あの山は、気になりますね、、でもよそ者には
ちょっと入りにくいです。。
Posted by itta at 2013年02月27日 20:39
貴殿のHPを参考に去年のぼりました。民家から広大な茶畑までは、者ラック沿いの補足険しい道を難儀して登りました。広大な茶畑からハンタ山頂は、勘で登りました。下りは、さらに東に進み、林道を下って渡につきました。今年も寒くなったら登りたいと思います。
Posted by sk at 2013年10月21日 09:42
>SKさん
こんばんは、初めまして。
駆け出しの私の記録を見てくださり、ありがとうございます。

ハンタは印象的な山でした、、
民家から広大な茶畑に抜けるモノラック道は、道というよりも溝で
すかね、、それも歩くに歩けない。。

ハンタの記録は、他にはSKさんのものしか見たことがありません。
また今年も記録を楽しみにしています。
Posted by itta at 2013年10月21日 20:35
今月ハンタに登ってきました(私は図書館で借りた安倍山系をダイソー5円コピーでしたが・・)。ittaさんの記録を見つけて嬉しくなりました。私は道路脇にある金福寺さんの駐車場に止めさせていただきました(道の反対側にあるお寺を訪ねて、住職さんが気持よく承諾してくれました。寺犬の福太郎に吼えられましたが)。
 道路をGSまで戻って登りはじめ、周遊してきました(下山は丁度駐車場脇に出ます)。山頂は伸びたススキと成長したヒノキの幼木でいまいちでしたが、下った小平地のガレ縁から大展望を得られ、満足でした。ガレには落石ネットがありましたが、間断なく落石の不気味な音がして怖かったです。
 今後の記録を楽しみにしています。
Posted by タキスケ at 2015年01月22日 10:25
>タキスケさん
初めまして。
ハンタに行かれたのですね!
なかなか登った方にお会いすることもないので、嬉しいです。
私も安倍山系のコピーを持っての山行でしたが、茶畑手前は荒れていて
大変だったのを覚えています。

落石はいやですね、、
時期的に凍結したものが溶けて、その影響でしょうか?

いずれ、ハンタから安倍東主稜に取り付いてみたいな、、と考えています。
また面白い情報がありましたら教えてください。
よろしくお願いします!
Posted by ittaitta at 2015年01月23日 07:00
 
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ハンタ
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