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2015年04月12日

七人作りの尾根~大谷嶺~鳩胸尾根

七人作りの尾根~大谷嶺~鳩胸尾根
いつか行けたら、、でも無理だろうな、、そんな思いをいつも抱いていた七人作りの尾根、、遂にその夢に挑むことができました。
inaminさんよりお誘いを受け、捻挫のこともあり悩みましたが、これを逃したら確実に1人で登ることになります。
inaminさん、トオルさんと登った方がどれだけ心強いか、、いや、、結論として1人だったらかなり辛かっただろうな、、そんな過酷な尾根でした。
今回、参加できて本当によかったです!

写真は最後の大谷嶺に至るガレ縁を望んだ一枚です。
※一般登山道ではありません。道迷い、滑落の危険性が非常に高いルートです。
七人作りの尾根~大谷嶺~鳩胸尾根
トオルさんの車を林道沿いにデポし、黄金の湯より出発です!
七人作りの尾根~大谷嶺~鳩胸尾根
七人作りの尾根~大谷嶺~鳩胸尾根
七人作りまでは地形図で感じる以上の急登、、既に捻挫した足首が痛くなり、リタイヤも考えていました。
七人作りの尾根~大谷嶺~鳩胸尾根
七人作り、、ここまでは道も明瞭です。
七人作りの尾根~大谷嶺~鳩胸尾根
徐々に笹も濃くなり、地形を読みながらの藪漕ぎとなっていきます。
七人作りの尾根~大谷嶺~鳩胸尾根
深南部の笹より固く、痛かったです、、腕も足も傷だらけです。。
七人作りの尾根~大谷嶺~鳩胸尾根
七人作りの尾根~大谷嶺~鳩胸尾根
・1612辺りの木に巻かれたテープ、ここを過ぎて暫くすると笹が大人しくなっていきます。
七人作りの尾根~大谷嶺~鳩胸尾根
雰囲気のよい場所が点在していました。
七人作りの尾根~大谷嶺~鳩胸尾根
・1691手前で、突然の人工物に面食らいました。法面工事の施設を建てるのでしょうか??
七人作りの尾根~大谷嶺~鳩胸尾根
七人作りの尾根~大谷嶺~鳩胸尾根
七人作りの尾根~大谷嶺~鳩胸尾根
しかし、、すごい仕事場です。。
七人作りの尾根~大谷嶺~鳩胸尾根
扇の要を確認
七人作りの尾根~大谷嶺~鳩胸尾根
こちらは新窪乗越
七人作りの尾根~大谷嶺~鳩胸尾根
七人作りの尾根~大谷嶺~鳩胸尾根
七段沢ノ鞍部(七段沢のコル)を過ぎると、いよいよ核心部、鉢櫃山に取り付きます。
七人作りの尾根~大谷嶺~鳩胸尾根
できるだけ笹の薄いガレ縁をいきたいのですが、、
七人作りの尾根~大谷嶺~鳩胸尾根
ごくり。。
何回か、ガレ縁の崩壊を嫌って深い笹を泳ぎました。
七人作りの尾根~大谷嶺~鳩胸尾根
鉢櫃山手前の展望所
七人作りの尾根~大谷嶺~鳩胸尾根
左端に山伏
中央、奥に向かって小河内山
その右手に白く光岳
七人作りの尾根~大谷嶺~鳩胸尾根
判然としない鉢櫃山を過ぎ、これから歩くガレ縁を望みます。
七人作りの尾根~大谷嶺~鳩胸尾根
冒頭の一枚です。「え、、あそこ歩くの??」という感想です(笑
七人作りの尾根~大谷嶺~鳩胸尾根
七人作りの尾根~大谷嶺~鳩胸尾根
七人作りの尾根~大谷嶺~鳩胸尾根
振り返ると鉢櫃山はガスに呑まれていました。
七人作りの尾根~大谷嶺~鳩胸尾根
バイカオーレン
七人作りの尾根~大谷嶺~鳩胸尾根
七人作りの尾根~大谷嶺~鳩胸尾根
大谷嶺に到着
七人作りの尾根~大谷嶺~鳩胸尾根
仁田岳~茶臼岳
七人作りの尾根~大谷嶺~鳩胸尾根
上河内岳
七人作りの尾根~大谷嶺~鳩胸尾根
聖岳
七人作りの尾根~大谷嶺~鳩胸尾根
赤石岳
七人作りの尾根~大谷嶺~鳩胸尾根
悪沢岳
七人作りの尾根~大谷嶺~鳩胸尾根
布引山~笊ヶ岳
七人作りの尾根~大谷嶺~鳩胸尾根
間ノ岳~北岳
七人作りの尾根~大谷嶺~鳩胸尾根
新窪乗越から大平沢の頭へ、、
七人作りの尾根~大谷嶺~鳩胸尾根
帰りは鳩胸尾根を降ります、、また藪尾根。。
地形図にない沢と尾根が幾重にも連なり、気を抜くと意図しない方向に引き込まれます。
七人作りの尾根~大谷嶺~鳩胸尾根
七人作りの尾根~大谷嶺~鳩胸尾根
今日は登りも下りも、笹を掴んで体重を支える場面がたくさんありました。
七人作りの尾根~大谷嶺~鳩胸尾根
新鮮なアングルで思わず一枚。。
七人作りの尾根~大谷嶺~鳩胸尾根
林道を歩き、デポしてあった車で温泉に移動しました。
七人作りの尾根~大谷嶺~鳩胸尾根
久々の黄金の湯
七人作りの尾根~大谷嶺~鳩胸尾根
無事の帰還を祝して、ノンアルでかんぱ~い!
最高の1日となりました。

トオルさんのブログ http://tcraft925.naturum.ne.jp/e2418777.html

※七人作り尾根、鳩胸尾根ともに、道のない藪山です。
 安易に入山されることは非常に危険ですので、ご注意ください。



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この記事へのコメント
前日に計画を知った時、ほんのちょっとだけ「連れて行ってもらいたいな~」なんて考えたんですよ。
えぇ、新窪乗越からは一人で一般ルートを下れば良いかと思いまして。
その後体験者のブログをいくつか拝見して・・・五体満足の時でも私では無理だと思ってきっぱりとあきらめました。
近場の藪漕ぎの企画が持ち上がった時は是非とも連れて行ってくださいまし。
Posted by 賢パパ@やめておいて良かった at 2015年04月13日 04:48
ittaさん、おはようございます

ササ藪にガレ場、特にガレ場は苦手です。
腕力が無くなるほどの経験がありますので、ヤブコギも敬遠したいです。
カモシカもビックリですね!
Posted by 岳 at 2015年04月13日 08:34
イヤ~、ヤブ漕ぎお疲れ様でした。
捜索で七人作りも鳩胸も歩き回りましたが、今の時期がベストだと・・・。

カモシカとはどの位の距離でしたか? まだ若い(5~6歳)ですね。 1月のパトロール時に遇った個体に似ています。

七段沢のコルから東へ下るとトリカブトの大群落があります。 一見の価値ありと思います!  あまり勧められませんが (笑)
Posted by かたやま at 2015年04月13日 15:56
 七人作りノ尾根だけでも超大変なのに,それに鳩胸尾根がついているとは・・・。
 それにしても,工事現場が尾根まで届きそうとはこれも凄いです。同様の場所は,金木荒らしノ頭の西方にもあります。
Posted by 松理 at 2015年04月13日 17:19
昨日は楽しかったですねぇ

ワタシばっかり先頭を歩いてしまってスミマセンでした。
ittaさんの足が万全なら、きっとトップの奪い合いになっていたことでしょう。

なんでも「行きたい!」と言う方がいらっしゃるようですので、その際はぜひ先頭を切って藪をかき分けてくださいませ。

ワタシ?ワタシは後ろの方から生温かく見守りますよ(←また行く気らしい)
Posted by inamin at 2015年04月13日 20:51
>賢パパさん
そうでしたかぁ、、
いやはや、、しかし本当にきつかったです。
未だに笹で出来た小傷が痒くて痒くて、、薬ばかり塗っています。

いよいよダニの季節到来で、低山の藪は怖くなってきますが
また涼しくなったらどとらかに出かけましょう!
よろしくお願いします。
Posted by ittaitta at 2015年04月14日 05:24
>岳さん
おはようございます。

私も高いところは苦手です、、
ましてや今回の場所は、絶賛崩壊中ということで万が一を考えると
ドキドキしました。。

腕がですね、、、本当につかれますね(笑
でも、笹があるからはい上がれるような坂ですので、複雑です。
Posted by ittaitta at 2015年04月14日 05:26
>かたやまさん
やはり、この山域を知り尽くしていらっしゃいますね!
でも、この尾根を捜索で歩き回る、、、考えただけでも恐ろしいです。
体力、技術を兼ね揃えた人だけができると思います。

カモシカは10mよりも寄ったと思います。
なかなか逃げてくれなくて、先頭を行くinaminさんが困っていました(笑

トリカブト群生地ですか!?
ひえ~~~~~
Posted by ittaitta at 2015年04月14日 05:29
>松理さん
全く、なんでこんな計画なのか、、私も首をかしげました(笑
ガスが上がったり消えたりの山行でしたので、新窪乗越で下山道を
再考しました。みなさん好きですので、結論は見えていましたが。。

金木荒ノ頭というと牛首峠周辺ですね。深沢山と併せて、次のシーズンの
課題になりそうです。
Posted by ittaitta at 2015年04月14日 05:35
>inaminさん
何を仰いますか、、
どんなにコンディションがよくても、ヘロヘロになったのは間違いないです(笑

で、また行くってどういうことでしょう????
いやいやいやいや、、もう当分は勘弁してもらいたい尾根です。。
う~ん、一応日取りが分かりましたら教えてください(笑

今回も、素晴らしいコース設定をありがとうございました。
鳩胸尾根を、3人でああでもない、こうでもないと話しながら降りたり
修正したりする行程がすごく楽しかったです。
また近々お世話になります!
Posted by ittaitta at 2015年04月14日 05:41
大谷嶺あたりこことは皆目わかりませんが、捻挫中にもかかわらずタフな行程を完歩されたのですね。
かなりの藪漕ぎを強いられたようですが、こちらはバリルートなんですか。
下山後の充たされた思いはやった者でしか分かりません。
たとえノンアルでも美酒になりますよね。
崩壊地の縁を歩くのは、私も最近では上州武尊・剣ヶ峰で経験しました。
エッジに当たるところを辿れば歩きやすのですが崩落が怖い。
かといってそれを避けるとシャクナゲの猛烈な抵抗。
大谷嶺からの展望は、大分以前に行った「山伏」のそれに近いようですね。
山伏はズルして西側を通っている林道からでしたが・・・。
Posted by 風花爺さん at 2015年04月14日 07:08
>風花爺さん
仰るとおり、、距離も標高差も抜けたものではないのですが、達成感だけは
十分に味わえる山行でした。あと、整備された登山道のありがたさが
本当によく分かりますね(笑

崩壊地は怖いですね、、脆いからこその崩壊地、、信頼できません(笑
それでも、慣れてきてしまう自分がいて、それがまた怖いです。。

山伏に登られているのですね!
う~ん、、300名山絡みでしょうか??
大谷嶺からの南アルプスは、すぐ近くの山だけあって煮ていると思います。
流石鋭いですね!!
Posted by ittaitta at 2015年04月14日 20:37
これは凄い記録ですね。
新鮮なアングルの写真見ると尾根がガスってますか?
楽しませていただきました。
Posted by swg at 2015年04月14日 20:59
お疲れ様でした。
楽しそうじゃないですか。
inaminさんに断られたので、ittaさん。
も一度お付き合いねがいますwww
Posted by yamayo at 2015年04月14日 21:09
ittaさんお久しぶりです。
七人作りから鳩胸尾根、私も近々挑戦しようと狙っていたところでした。
雨がちな時期にこのルートとはなかなかのチャレンジャーですね。
この山行記はとても貴重で有用な資料になりました。ありがとうございます。

ヤマレコの方も見てますよ。
Posted by かじくら at 2015年04月15日 21:04
>swgさん
鉢櫃山を下る辺りから、鳩胸尾根がガスに飲まれ始め、そのままでしたら
帰りは大谷崩れの登山道を降りたと思います。

新窪乗越まで来たところで、七人作の尾根はガスの中、一方で鳩胸尾根は
クリアでしたので予定の道を歩けました。いろいろと恵まれていました。
Posted by ittaitta at 2015年04月15日 23:22
>yamayoさん
ん???
inaminさんはOKだと思いますよ、、

真面目な話、yamayoさんでしたらonehunterさんたちに着いていけるので
お願いすれば一発OKじゃないでしょうか?毎年歩かれてますし。。

昨年は夏場も歩かれていて、もう凄すぎです。。
Posted by ittaitta at 2015年04月15日 23:27
>かじくらさん
お久しぶりです!

私は計画に乗せてもらった身ですが、かじくらさんにそんな風に言って
いただけるととても嬉しいです。

七人作だけなら考えていましたが、下りに鳩胸尾根、、え??という感じ
でしたが、やはり考える人は考えるコースなんですね。。
かじくらさんに言うのもなんですが、お気を付けてお出かけください!
Posted by ittaitta at 2015年04月15日 23:32
 
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