※一般登山道ではありません。道迷い、滑落の危険性が高いルートです。
この空きスペースに車を停めさせていただき、出発しました。
大堰堤は飛び石を使って渡渉してから、備え付けの階段で越すことができます。
思ったよりもあっさり見つかった登山口、、
足をぬらしたくないので、随分と長くうろうろとしましたが、、
冷た、、、いや、、、いた、、、痛い!!
ここのコースは基本、道はないと思った方がよいです。
リボンはありますが、安易に入ると危険です。登りは良いのですが、下りは結構緊張しました。。
悪い道です。。
ここの沢から、上の写真の斜面への入りをすっかりと忘れていて、
帰り道に難儀しました。
コブシ
オオカメノキ
コミヤマカタバミ
浮き石だらけの急登を終えると鶏冠山西尾根、犬切尾根に乗ります
しばらくはなだらかな尾根歩き、、気持ちがいいです。
△1535.8
祐嶋さんの本にも書いてあった木ですね、、
タチツボスミレでしょうか、、
丈の低い笹原が出てくると深南部らしくなってきます。
この後出会った老夫婦の情報では、この尾根もかつてはスズタケが高く茂り、
歩けるものではなかったとのことです。
バイカオウレン
犬切尾根は、初めこそなだらかでしたが、鶏冠山に向けて徐々に斜度を上げ、
いやはや、、なかなかです。。
北峰に到着。
しばらくすると、南峰方面からご夫婦が登って来て、こんなところでとお互いに驚きました(笑
山頂手前から吹いている冷たい強風、、やがて薄暗い雲も立ちこめてきます。
腕時計を見ると気圧も下がり始めています。
雨でも降られたらと撤退を考える私、、、「ittaさんが後悔しなければ、、」と気遣ってくださる
くまごろうさん。。
結局、南峰を諦めて下ることを決意、、が、青空が見えてきました。
くまごろうさん、本当に優柔不断ですみません、、(笑
南峰に向けて空身で出発しました。途中、ロープもあります。
信濃俣~椹沢山
写真中央まで登ったところで左側にトラバースです。右手の藪はシャクナゲ。
初めは直進して、そのまま登る踏み跡を辿るも行き詰まりました。そして大変危険です。
トラバース道は祐嶋さんの本にも紹介されていました。
とはいえ、決して安全ではありません。。
写真の場所は倒木により、完全に塞がれています。
強引に枝に潜り込んで突破です。
写真では伝わりませんが左下は切れ落ちています。
申し訳程度の残雪を見ながら登ると南峰に着きました。
そしてこの空!
くまごろうさんは昼寝を始めていました(笑
帰り道に池口岳、そして鶏冠山北峰、、
笹平、、本当は池口まで周回する予定でしたが、展望も今ひとつで見送りました。
一応、日のあるうちには帰れる計算でしたが、正直不安でした。
今になって思うと、浮き石だらけの道をピストンするよりも安全だったかもしれません。
この日一番の青空は、北峰への登りで。
ということでピストンします。
脇の下がチクッとしたので手を差し込むと、こいつが落ちてきました。。
またしても危機一髪!!
バイカオウレン
途中、山頂で出会ったご夫婦のテントに寄り道をして、しばらくお話しました。
千葉からみえて、登山口付近で一泊、山中で二泊されるとのこと。
もうすぐ70になると仰っていましたが、20kgはあるだろう荷物を担ぎ上げて
きたかと思うと恐れ入ります。。。私にはとてもとても。。。
斑入りのタチツボスミレ、、長い距にナガハシスミレかもと思いましたが
まだまだ、こんなものではないようです。。
ミツバツツジ
ギンリョウソウ、、初物、、
シャクナゲは望遠で撮りました。
遠山温泉郷かぐらの湯で、、
遠山ジンギス丼をかき込みます。。
そして風呂上がりのCCレモン♪
ということで、くまごろうさん、、本当に冷や冷やする山ですみませんでした。
もう来るものかとも思いましたが、楽しい思い出になりつつあるのが怖いです(笑
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