七人作りの尾根~大谷嶺~鳩胸尾根

itta

2015年04月12日 23:31


いつか行けたら、、でも無理だろうな、、そんな思いをいつも抱いていた七人作りの尾根、、遂にその夢に挑むことができました。
inaminさんよりお誘いを受け、捻挫のこともあり悩みましたが、これを逃したら確実に1人で登ることになります。
inaminさん、トオルさんと登った方がどれだけ心強いか、、いや、、結論として1人だったらかなり辛かっただろうな、、そんな過酷な尾根でした。
今回、参加できて本当によかったです!

写真は最後の大谷嶺に至るガレ縁を望んだ一枚です。
※一般登山道ではありません。道迷い、滑落の危険性が非常に高いルートです。

トオルさんの車を林道沿いにデポし、黄金の湯より出発です!


七人作りまでは地形図で感じる以上の急登、、既に捻挫した足首が痛くなり、リタイヤも考えていました。

七人作り、、ここまでは道も明瞭です。

徐々に笹も濃くなり、地形を読みながらの藪漕ぎとなっていきます。

深南部の笹より固く、痛かったです、、腕も足も傷だらけです。。


・1612辺りの木に巻かれたテープ、ここを過ぎて暫くすると笹が大人しくなっていきます。

雰囲気のよい場所が点在していました。

・1691手前で、突然の人工物に面食らいました。法面工事の施設を建てるのでしょうか??



しかし、、すごい仕事場です。。

扇の要を確認

こちらは新窪乗越


七段沢ノ鞍部(七段沢のコル)を過ぎると、いよいよ核心部、鉢櫃山に取り付きます。

できるだけ笹の薄いガレ縁をいきたいのですが、、

ごくり。。
何回か、ガレ縁の崩壊を嫌って深い笹を泳ぎました。

鉢櫃山手前の展望所

左端に山伏
中央、奥に向かって小河内山
その右手に白く光岳

判然としない鉢櫃山を過ぎ、これから歩くガレ縁を望みます。

冒頭の一枚です。「え、、あそこ歩くの??」という感想です(笑



振り返ると鉢櫃山はガスに呑まれていました。

バイカオーレン


大谷嶺に到着

仁田岳~茶臼岳

上河内岳

聖岳

赤石岳

悪沢岳

布引山~笊ヶ岳

間ノ岳~北岳

新窪乗越から大平沢の頭へ、、

帰りは鳩胸尾根を降ります、、また藪尾根。。
地形図にない沢と尾根が幾重にも連なり、気を抜くと意図しない方向に引き込まれます。


今日は登りも下りも、笹を掴んで体重を支える場面がたくさんありました。

新鮮なアングルで思わず一枚。。

林道を歩き、デポしてあった車で温泉に移動しました。

久々の黄金の湯

無事の帰還を祝して、ノンアルでかんぱ~い!
最高の1日となりました。

トオルさんのブログ http://tcraft925.naturum.ne.jp/e2418777.html

※七人作り尾根、鳩胸尾根ともに、道のない藪山です。
 安易に入山されることは非常に危険ですので、ご注意ください。

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