山伏

itta

2011年08月16日 20:10


膝の痛みから、しばらく山を遠ざかってましたが
先週の富士登山で少しだけ自信をつけました。
また、他の方の山行記を読むにつけ、いても
立ってもいられなくなり、大好きな安部奥に出かける
ことに。

山伏は初めてで、安部奥では数少ない2000mを超す山です。
日本300名山、山梨100名山、静岡の100山となかなか欲張りな山です。
気合いを入れて出発です。

数分の林道を終え、沢沿いに登ります。まだ、日も上がっていない樹林帯
は沢の風も心地よく、順調に歩を進めることができます。

途中、何度かの渡渉や不安定な橋が待っていて退屈しません。

大岩の大きさにもびっくり!

そして蓬峠を過ぎるとともに沢を離れます。
大谷崩れが近いだけあって、ガラガラと崩れやすい地質です。

山伏小屋は「怖い」というイメージしかなく、恐る恐る
「おじゃましま~す」と中を覗き込みました。

徐々に慣れ、小部屋にあったノートを読み始めます。
ここを訪れた、人々の様々な思いが綴ってあり胸が熱くなります。
手術を終えて数ヶ月で訪れた人や、新年を1人で迎えた人…。
たくさんの思いがこもった小屋であることがわかり、
小屋に対するイメージが変わりました。

山頂に着くと、終わりかけのヤナギランが迎えてくれました。
ギリギリセーフです。

1人での~んびりと朝食を食べます。
やっぱり安部奥はいいですね。

さて、新窪乗越まで行ってそちらから下りようかと迷いましたが、
富士山も南アルプスも見えない尾根歩き、、気が進みません。

何より睡眠不足で眠気が襲ってきます。

無理はせずに、ピストンすることにします。

帰り道は、10名近いハイカーに会いました。
駐車場にも7台ほど停まっていました。

下りは気をつけないと膝が痛み、そのまま
下りてきて正解のようでした。

↓かなり適当なルート図です…


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