北岳(嶺朋ルート)
天気に泣かされた夏が終わろうとしています。
8月最後の週末は、北アルプスで爽やかハイキングでリフレッシュです!
といった感じで出発したのですが、どう考えても雨。。
52号線沿いのコンビニで、トオルさん、naiさんと作戦会議をした結果、
天気が大丈夫そうな北岳に行くことにしました。トオルさんの提案で 嶺朋ルートです。
いつも参考にさせていただいているruhasamenさんが2年前に歩かれていて
記録をお気に入り登録をしていますのでぼんやりと憶えていましたが、
よくもまぁ、こんな案がぱっと出てくるものです。
※嶺朋ルートは一般登山道ではありません。ご注意ください。
奈良田の第二駐車場は思ったよりも空いていました。
お陰で座ることができ、バスに揺られて熟睡です。
広河原に到着です。
芦安から満員のバスが次から次へと到着して、人、人、人、、お祭りのようです。
つり橋を渡ります。左にこの後取り付く尾根が見えています。
天気が残念ですね。。
つり橋を渡り、左に折れると2つ目のつり橋。
遊歩道を歩き、2つ目の東屋の辺りが登山口となります。
登山口を探して歩いていると、、おお、、、こんなところに!!
山梨の森林100選です。
ようやく見つけた登山口には、特に目印はありませんでした。
しかし、樹木にテープが巻かれています。
きっつい急登をえっちらおっちら登ると、岩肌が姿を現します。
しかし、天気が悪く展望はイマイチ。
小雨が降ったり止んだりの天候でしたが、ついにバラバラと落ちてきました。
雨合羽を着ます。寒いです。
正直、下りでは使いたくないかな、、(笑
池山吊尾根に乗ります。
ボーコン沢ノ頭、、真っ白です。
天候が回復する予定でしたので、ここで大休止、、
風を凌ぎながら寝転んでいました。
シラネヒゴタイやタカネビランジがぽつぽつと咲いています。
南方面の雲がとれるものの、すっきりしません。
naiさんが寒すぎるので出発、、後を追います。
トウヤクリンドウ
嶺朋ルートにはカニコウモリとセリバシオガマしか見られませんでしたが、
この辺りから一気に花が増えました。
オンタデ
チングルマ
タカネイブキボウフウ
ミヤマオトコヨモギ
サンプクリンドウ
八本歯ノ頭から八本歯のコルへと下ります。
コルには登山者の姿が見えます。
タカネビランジ
ホソバトリカブト
タカネコウリンカ
ウメバチソウ
タカネナデシコ
ガスはゆっくりと確実に取れてきています。
イワツメクサ
キンロバイ
イワベンケイ
イブキジャコウソウ
ミヤママンネングサ
ミヤマシャジン
ミヤマコゴメグサ
イブキトラノオ
ウサギギク
シコタンソウ
タカネシオガマ
二人とも速くて、、すっかりと置いていかれてやっとこ登頂です。
相変わらずガスの中、、それでも仙丈ケ岳が見えました。
チシマギキョウ
中央の緑の方、TJARやNHKのグレートレース(イタリア・トルデジアン330km)で
お馴染みの小野さんでした。2012年のTJARでは、夜の聖平で偶然お会いしましたが、
そのときは凄い人とは知りませんでした。。
肩の小屋の向こうに甲斐駒ヶ岳が現れます。
久しぶりにイワギキョウ
小太郎山分岐からの展望がこの日のハイライトでした。
仙丈ケ岳、甲斐駒ヶ岳
赤岳、、
八ヶ岳ではinaminさん、kaikaireiさん、yamayoさんたちが日帰り全山縦走されているそうです。
鳳凰山、、やっぱり南アルプスで一番きれいですね、、
登ってきた尾根、、
この天候で登ったら、また印象が違ったでしょう。。
栗沢山、アサヨ峰を従えて甲斐駒ヶ岳、、
左奥には鋸岳
そして中央手前に小太郎山
ハクサンフウロ
白根御池小屋へと下る草スベリコースは花、花、花の道でした。
マルバダケブキにギンボシヒョウモン
ソバナ
ミヤマコウゾリナ
トモエシオガマ
ヤマハハコ
オトギリソウ
センジュガンピ
ミソガワソウ
クガイソウ
キオン
ゴマナ
ミヤマシシウド
白根御池小屋まであと少し
センジョウアザミ
キオン+白根御池+鳳凰山
前方に見える嶺朋ルートにかんぱ~い
我慢できずに温かい甘酒を買ってしまいました。
見上げると、すっかりと雲のとれた北岳
それにしても嶺朋ルートの取り付きの勾配があまりに急で、
見えるたびにケラケラと笑いながら帰りました。
この日は雨に濡れた靴が乾ききらないまま歩いたので、今まで経験したことのない異臭……うぇ。。
奈良田の里温泉女帝の湯は格別でした。
めん丸身延店で丸味噌ラーメン、、
ということで、次こそは北アルプスです!
naiさんの記録
http://soloduo.naturum.ne.jp/e2969981.html
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