爺ヶ岳(南尾根)

itta

2016年04月24日 12:44


この週末は、2日間山に行ってきていいよと言われていましたので、
スミレ、アカヤシオ三昧で楽しむ予定でした。

と、前日の夜にトオルさんから連絡が入りました、、
そして決まったのは北アルプス、、
かなりの急転換ですが、いやはや、、毎度毎度のこの言葉、、
「やっぱり北アルプスはすごい。。」
そんな素晴らしい一日を送りました。

5:47 安曇野インター近くのすき屋で、とん汁たまごかけごはん朝食。
これで330円は安い!

車窓からの爺ヶ岳は、厚い雲がかかり、若干の不安を覚えました。

柏原新道の登山口から出発です。

ぽつぽつとショウジョウバカマが咲いていました。

徐々に標高を上げていくと、昨年歩いた針ノ木岳から続く山並みが見えてきます。

やがて冬季登山道、南尾根への取り付き地点に着きました。

南尾根は、倒木や木の根を跨いだり潜ったりして歩く、南アルプス深南部を彷彿させる道でした。

八ヶ岳連峰~南アルプス
この日は富士山も見えていましたが、上手く撮れませんでした。
心配した雲はどこかに行ってしまったようです。

徐々に雪が増えていきます。踏み抜きも多く難儀しました。
毎年登っているという地元の人が仰るには、例年の1/3の積雪量のため、
藪が濃くて大変とのことでした。たしかに剥き出しの笹に乗って、何度も
転びました。。

やがて開けます。
蓮華岳が大きく立派です。

ジャンクションピークまで来ると、雰囲気は一段とよくなり疲れも吹き飛びました。




やがて夏道に、、

種池山荘の向こうには剣岳。

爺ヶ岳南方、中峰、、

空が青い!

標高を上げるごとに頭をもたげるかのように姿を現す剣岳。

針ノ木岳、スバリ岳~赤沢岳の背後からは薬師岳が顔を出します。

蓮華岳の後方には槍・穂高連峰。

爺ヶ岳南峰

息を呑みます。

鹿島槍ヶ岳

立山から剣岳への方面には、少しずつガスが湧いてきています。



こちらは本当に雪が薄く、夏道を歩いて中峰へと向かいます。

この雪でしたら、鹿島槍ヶ岳への道も大丈夫そうな気がします。

爺ヶ岳中峰

槍ヶ岳方面をズームで。

東にも白い山々が霞んで見えます。
高妻山、黒姫山、飯縄山など、、

黒部渓谷から延びる棒小屋沢、、すごい切れ込みです。
正面の剣岳はすっかりとガスの中に。

冷池山荘

種池山荘

南峰と登ってきた南尾根が見えます。



南峰に戻ります。しかし本当に綺麗です。

下山を始め、最後にもう一度、南峰、中峰を見上げます。
この後、藪道の下りが今回一番しんどかったです、、(笑

湯けむり屋敷 薬師の湯でゆっくりと汗を流し、、

暑い一日でしたので、CCレモンが美味すぎです!!

道の駅 安曇野 松川で遅いお昼ご飯。
2週間前の乗鞍岳山行の帰り、風穴の里で食べたかき揚げ蕎麦と全く同じ味でした。
同じ系列のお店なんですね。。あ、、こちらは蒲鉾が乗っていました。

お土産は、コゴミとタラの芽、、安い!!!

トオルさんのブログ http://tcraft925.naturum.ne.jp/e2705668.html


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