蓼科山~北横岳
八ヶ岳の北端、蓼科山を起点に周回してきました。
写真は北横岳の展望地から、、八ヶ岳南部の峰々、その向こうに南アルプス。
朝6時、2時間ほどの車中泊から目覚める。
前夜、白樺湖畔のコンビニが夜間閉鎖だったために朝食は抜き。。
仕方なく非常食のチョコバーを囓ります。
道路にでると、蓼科山がこんもりとよく見えました。
七合目登山口より鳥居を潜り出発。
初秋とはいえ標高2,000m近いため、空気が冷たい。
花はほぼ終わっていたが、ヤマハハコだけは多く咲いていました。
途中振り返ると、中央アルプスがうっすらと。。
眼下には女神湖。
今日は期待できそうです
カベンタケ
石のゴロゴロと転がる斜面を登り続けます。
ところどころ木々が色づいていて、秋を感じます。
蓼科山荘に到着。
朝一で恥ずかしかったけど、山菜蕎麦を頼みました。
山荘から山頂まではすぐです。
オンタデが見事に黄葉しています。
蓼科山頂ヒュッテを過ぎるとそこは山頂。
山頂は広大な火口。
冷たく強い風が吹いていましたが、眺望のよさに寒さも忘れました。
まずは中央にある蓼科神社でお参り。
八ヶ岳、南アルプス、中央アルプス、御嶽山、北アルプス
右手前に白樺湖、美ヶ原も
来た道を下りましょう。
蓼科山荘の先、これから向かう双子山に至る山肌には縞枯れが目立ちます。
尾根を歩いていると、縞枯れど真ん中に。。
なんともダイナミックな自然現象ですな。
大川原峠に到着。
多くの車が停まっていました。
ここを起点にするハイカーが多いようです。
なるほど蓼科山、北横岳、どちらに向かうにしてもよい周回コースが組めますぞ。
浅間山と雲に隠れる黒斑山
大河原峠から一汗かくと、双子山山頂に到着。
これから向かう北横岳が目の前に見えます。
蓼科山は随分と遠くなりました。いや、またあっちに戻るのですよ、、
双子山より200mほど下り、双子池に到着。
双子池ヒュッテは閉まっていました。
雄池の後ろに見えるのは大岳でしょうか。
水が澄んでいて実に気持ちがよいです。
雌池は湖畔でのキャンプが可能です。
右手前にテントが一張。
双子池からは一面が苔に覆われた道を行きます。
苔の峠道を登り下ると亀甲池です。
亀甲池は渇水中。
これから登る北横岳を仰ぎ見る。。
約450mの登りです。
思わぬ出会い!
振り返ると先程いた双子山がよく見えます。
ゴゼンタチバナの赤い実。
この辺りには、色濃く秋が訪れていました。
北横岳山頂。
13時を回ってしまいましたが、少し遅い昼食です。
山頂から蓼科山と北アルプス。
槍がよく尖っています。
南八ヶ岳。
横岳から赤岳~阿弥陀岳~権現岳~網笠岳~西岳
八ヶ岳の向こうに南アルプス。
大きなピークが北岳~甲斐駒ヶ岳~仙丈ヶ岳
いつもと違う順番で見えます。
再び亀甲池まで下り、天祥寺原への平坦な道を歩きます。
正面に蓼科山。右肩にある蓼科山荘まで再び400mの登りですぞ。。
終始足場の悪い道ですが、紅葉が美しく和みます。
本日3度目の蓼科山荘。
山荘の人が片付けをしていました。
日没までは残り1時間ちょっと、北側斜面のため薄暗くなってきました。
女神湖を眺めながら足早に下ります。
往路では気づきませんでしたが、アキノキリンソウが咲いていました。
最近行った山でこの花に出合わなかったことがないです。皆勤賞。
ワイパーに温泉割引券。。
こんな営業もあるのかと感心。
なんで2人って分かったのでしょう?
折角なので、白樺湖畔にある山幸閣で汗を流しましょう。
100円引きで400円、、安い、、
中央道原PAで夕食。
衝撃のダブルソースカツ丼。
未だ本場の味は知りませんが、満腹になって帰路に着きました。
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