前黒法師岳
寸又三山、、朝日岳に続いては前黒法師岳です。
何とも魅力的な名前と風貌をもつこの山、、もうずっと憧れの山でした。
前日、なかなか寝付けなかったのは言うまでもありません。。
今日も朝焼けの朝日岳を眺めながら出発です!
車の中で友人共々寝過ごしてしまい、7時近くなってしまったので
ちとばかり焦っておりました。。
朝日岳に登ったときに渡った猿並橋。
猿が並んで渡ることからそう呼ばれるようになったとか。。
天子トンネル。
登山口までが遠いのです。自転車が欲しかったです。。
今日もチンダル現象が美しい、夢の吊り橋。
飛龍橋を渡ると登山ポストがあり、中にはノートが入っています。
この登山ノートはとっても便利ですな。
他の山でも取り入れていただきたいです。
ここから林道は未舗装に。
やっとのことで登山口。ああ、疲れた疲れた。
で、、いきなりぐいぐい登らされますぞ。
山肌に石垣が現れます。
この辺りは湯山集落跡地、、かつては人が住んでいたそうです。
なんていうか、、人って強いですね。。でも儚いですね。。
手水??
神社があったのでしょうか??
やがて右手が開け、雲の中にぼんやりと朝日岳が浮かびます。
1時間ほどで林道に出合います。
すでにふくらはぎのあたりが、、(笑
ちょいと休んだら出発です。
徐々に雪が目立ってきました、、
栗ノ木の段に到着。
しばらく歩くと、日が当たるからでしょうか、、
雪の表面がつるつると滑ります、、そこで、、
冬がくるたびに、ザックの中で大切に温めてきたアイゼンが登場です(笑
やがて雲間から青空が覗き、日が差し込みます。
ああ、、実に気持ちがいい。。
こんな急坂も気持ちがいいと疲れない不思議。。
踏み跡のない道をご機嫌モードで登ります
イワカガミの群生地を行きます。
これが咲き乱れる春は見事なんでしょうね。。
長い冬を耐えてください!
白ガレの頭に到着。
ここからようやく氷点下の世界に、、
数少ない展望を楽しむ間もなく歩き始めます。
白ガレの頭を過ぎ、少し下ると延々と続く急坂が待っています。
ウサギ、、だと思いましたが2つに割れた蹄の持ち主??
シカ?カモシカ?イノシシ??
大きな鳥ですね、、ヤマドリでしょうか?
ネコですなネコ、、
展望所に到着。
何も見えませんでした。
さあ、ひたすら登ります。
新雪がサラサラと流れアイゼンが効きません、、手を使って這い上がります。
いい塩梅に根やら幹やらありますので、とにかく這い上がります。
いつしか青空は消え、雪がちらちら、、
道が平坦になりました。
きっと朝日岳と同じパターンです、、ということは、、いよいよですな。。
ドキドキ、、
見えた!!
し、、渋いです、、たまらんです、、
意味もなく黒法師岳への縦走路を確認。
う~ん、、全然道じゃないです。。
寒いので山頂ラーメンは中止、、
何より風がゴーゴー言ってまして雲行きが怪しい、、
さぁ、、一気に下りましょう。
あ~あ、、やっちまいました。。
レインコートを後から履いたのが間違いでした。
スパッツを上につけ直しました。。まぁ、勉強ですね、、
荒れてきました、、
吹雪いてますよ、、さむ、、
なんとか栗ノ木の段に到着。
アイゼンを外してホッとします。
雪山経験値、限りなくゼロですので、、
下もたくさん降ってました。
手造りの店さとうさんで、鹿刺しにこんにゃくおでん、、
山菜とろろ蕎麦で温まります。
〆は町営露天風呂で今日一日、本当に最高でございました
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