大段山~見月山~二王山
かたやまさんのブログで、二王山での遭難事故について繰り返し読んだことを覚えています
山登りを始めるにあたり、登山靴よりも雨合羽よりも先に、読図の本を購入したのはその影響です。
で、どうも怖い怖いと敬遠しがちだった計画を実行してきました。
初夏の笹薮は蜘蛛の巣とダニの宝庫でして、なかなかにしてきつい1日となりました。
ヒルが出なかっただけ良かったですかね。。
写真は見月山を過ぎ、三星峠への道標。
見月山周辺だけに見られるこのフォントもまた、私にとって長年恐怖の対象でした。。
※この記録は一般登山道ではないルートを含みます。過去に遭難死亡事故の続いた山域ですのでご注意ください。
毎度の牛丼たまごセットミニ、、朝食セットを注文するには15分ほど早かったです。
玉機橋周辺の路肩に駐車。
因みに、川沿いの未舗装スペースに停めると叱られますので注意してください。
川を渡り、中沢バス停を右折。
ちょっと歩いてここを左。
どん詰まりから入山。
安部山系『大段山』⑤のルートです。
なかなか良い道、、
それも束の間、、かなりの急登です。
三角点のある△693.3m峰、、
山頂標?もここにありました。
北東のピーク710m越峰が、安部山系に記載されている山頂です。
何もありません。
大篠山へは壁のような急登、、、、
鹿かカモシカがズリズリと滑った踏みあとがあり笑えました。
中沢分岐、、
見月山と二王山をつなぐ場合は、ここを下るのが一般的のようです。
そして大篠山
しばらく先に展望地、、
丸盆岳、鎌薙ノ頭、朝日岳と並びます。
風イラズから大無間山、、右に七ツ峰、左手前に参謀本部こと権七、、
俸沢山には山頂標なし、、読み方も分かりません。。
平野分岐
見月山が近づくと笹が五月蠅くなってきます。
それ以上に蜘蛛の巣が五月蠅いのなんのって。。
懐かしい、、
見月山
これです。
ここで地形図を駿河落合から湯の森にチェンジ。
そしてパンツになってダニチェック!!どうせ誰も来ません。
サロモンのトレイルゲイターズロウを買ったので、「靴を脱いで中身をバラバラと落とす
作業」という名の休憩がなくなりました。kaikaireiさん、yamayoさんと仁田岳南東尾根に
行ったときにお二人が使われていて、あれは便利だとずっと欲しかったのです。
開けます。
左、樹間の大棚山から大山~突先山~中村山、、大山は判然としません、、
中央尖っているピークが夕暮山~天狗岳~中保津、伐採地の見える智者山
七ツ峰は雲に隠れ始めました。
鉄塔です。
安部東山稜はもくもく。
タチツボスミレがたくさん咲いていました。
ここから三星峠への繋ぎがこのコースの肝なのでしょうが、
分岐点の案内はなかなかにして貧弱(笑
しかしテープはべたべたです。
ここは、案内ゼロの頃は難しかったでしょうね、、
一気に下降します。
三星峠
栗駒分岐、、
エスケープが多いコースですが、まともに踏まれている道は殆どなさそうです。
安部山系で道の状態を確認したら面白そうです。
上落合分岐
背丈を超える笹薮をくぐったところで発見!
八森山、、さぁ、服を脱いで全身チェックです!
防獣柵沿いの薮を抜けたところでまた発見!
二王峠、奥仙俣分岐、、脱ぎます! (実際にはもっと脱いでいます。)
ガレ淵で奥仙俣から上がって来た男性と遭遇。
大光山~十枚山~下十枚山
二王山
雰囲気のよい森を抜け、、
三角点のある広場へ。
先ほどの男性からいろいろなお話を伺い、楽しい時間を過ごしました。
最近、下山後でなくなっています。。
下山中、伐採地から大谷嶺~八紘嶺、大光山、手前には一本杉
コイワカガミがたくさん咲いています。
そういえば初めてコイワカガミを見たのが、この山でした。
民家へと下ります。今回の山行で一番スリリングな下りでした。
こんなに怖かったかな??
シャガ
14:10、下山、、あとはバスに乗って車の回収です。
おっとお、、!!
行けるところまで歩きましょう。
左に天神山、、
ここで休憩
ああ、、最高だ!!
おでん!
昭和レトロな雰囲気です。
なんと1本70円!!
7本食べて490円でした。筍やシイタケのおでんは初めてです。
美味しいおでんでパワーが回復しましたが、下り道すら走れなくなりました。食べ過ぎです(笑
そしてバスに抜かれました。。
玉機橋につく頃には5時過ぎ。。
実に充実した1日でした。
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