御嶽山(田の原~摩利支天山)

itta

2012年10月21日 20:31


今年最後の3000m峰、御嶽山に出かけてきました。

車中泊から目覚めると朝焼けの空。

外は真冬の寒さ。
何しろ標高2180mです。

まぁ、、いつものことですがちと遅い出発、、
明るくなり、すかっと青空が気持ちいいです。

霜をザクザクと踏みしめていきます。
帰りは予想したとおり、ぐちゃぐちゃに溶けてました。。

雲海に中央アルプスのシルエット。
木曽駒ヶ岳の右側に尖る宝剣岳

抜けるような青空。
飛行機が低く飛びます。

やがて中央アルプスの背後から富士山が顔を出します。
右に従えているのは南アルプス塩見岳。

一口水は凍結していて飲めません。

1つ1つの作りがとにかくでかい。
 
王滝口頂上奥社、、山岳信仰で有名な山です。
自然と人の歴史、、全てが大スケールで展開されていきます。
鳥居の奥に剣ヶ峰が見えています。

剣ヶ峰に向かいます。
左の方に見えるでしょうか?
噴煙が上がっています。
硫黄の臭いが立ちこめていました。温泉に入りたくなりますな。

八ヶ岳も。。

甲斐駒ヶ岳から仙丈ヶ岳、北岳

悪沢~赤石~聖

全山行を通して、雪はほとんど残っていませんでした。

御岳教大御神火祭場で。

乗鞍岳も顔を出してきました。
いやぁ、、次から次に、、なんて楽しい山でしょう。

剣ヶ峰まであと一登り。。

本日の最高点に到着、、

眼下に二の池が、、絵になりますな。

乗鞍岳の左方に野口五郎岳、右方に槍ヶ岳。

乗鞍岳の左側です。
稜線が複雑に重なっています。
中央最奥に立山、その左で雲に覆われている劔岳、
その左のピダミダルな頂が笠ヶ岳。
残念ながら、どこも登る予定はありません、、

続いて右側。
槍ヶ岳から穂高連峰、そして大きな山容が常念岳、
その右に小さくポツリ蝶槍、そして蝶ヶ岳。

あちらからも御嶽山がよく見えました。

ここからもよく見えました、御嶽山。

さて、こんな道を行きます。
この先はなかなかの岩場が続きますぞ、、そして風が強い、、
我々以外、誰にも出会いませんでした。

眼下に継母岳、、綺麗な山ですが、あちらへの道はついていないそうです。

振り返ると剣ヶ峰は遠く向こうに、、

山頂は相変わらず賑わっているようです。

岩場を下っていくと、二の池が見えてきます。
帰りに寄ることにしましょう。

二の池ズーム(笑

広大なサイノ河原を行きます。
行く手に見える壁が、最終目的地摩利支天山へと続く尾根。

やがて三の池が、、奥には継子岳。
今回の山行で、心残りが2つ。。
継子岳と三の池に行けなかったことです。
もう少し早起きしておけば。。

最高点が摩利支天山。
小一時間で着きます。

3000m近いのにイナゴですか、、逞しいですな。

小さなピーク、、というより張り出した岩場です。

白山が随分と近く感じられます。

ホシガラスがたくさん飛んでいました。

辿ってきた道を振り返ります。
左の奥まったピークが剣ヶ峰。
遠くから見ると平ですが、意外と起伏があります。

摩利支天山からの帰りしな、継子岳と涸れかけた五の池を見下ろします。

サイノ河原避難小屋で昼食。
チキンラーメンにコンビニのゆで卵、百均の乾燥みそ汁の具(わかめ、ネギ、豆腐)を投入。
豪華になりました。

二の池の縁まで来ました。
うっとりするようなところですな。
池の隅は凍っていました。

イワヒバリ、、ようやくの登場です。
期待していた雷鳥には出会えませんでした。。

朝は逆光で確認できませんでしたが、木曽駒ヶ岳が雪化粧。

名残惜しいですが、、雲の下へと下りてきました。
もう見上げても御嶽山は見えません。。

こもれびの湯は、オレンジがかった茶色いお湯でした。
全身で、これでもかと言うほど鉄分を感じました(笑

林道の紅葉は今が見頃。
でも、くねくねしすぎていて酔います。。

そして遂に本場伊那市でソースカツ丼。
swgさんに教えていただいた青い塔です。
今までのと全然違いました。美味かったです。

山、温泉、ソースカツ丼、3つ揃ったところで家路に着きました。



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