焼津魚センター
焼津にある魚センターに行ってきました。
わが家では、魚センターに定期的に買い出しに出かけるのですが、
今回は時期が時期なだけに、若干乗り気ではありませんでした。
贅沢品は控えて、必要なものだけ買うつもりでした。
でも、行ってみて少し考え方が変わりました。
写真をご覧ください。
午後1時くらいの魚センターの様子です。
魚センターに行ったことのある方なら分かると思いますが、
これは危機的な状況ではないでしょうか?
70を越える露店が並ぶアーケードは、いつもならば各地から
観光バスで運ばれてくるお客さんで混雑し、活気に満ちあふれています。
しかし、この日は1台しか観光バスが見られませんでした。
当然といえば当然です。
数日前に震度6強(富士宮市)を記録した静岡県に、わざわざ遠征して
くる人もいないでしょう。
ましてや、日本中の人が観光をするような気分を失っているのです。
駐車場も、今までは停めたことのない正門前に簡単に停めることができました。
少ないお客さんに声をかける店員さんから、必死な思いが伝わってきました。
お店の方も「こんなことは初めて。」と仰ってました。
こんな現象が日本各地で起きているのでしょう。
いつまで続くのでしょうか、、不安です。
経済について詳しいことは分かりませんが、弱いところから倒れていって
しまわないか心配です。話を魚センターだけに限っても、露店だけが
影響を受けているのではなく、携わる多くの人々が困惑しているのでは
ないでしょうか。
被災地復興の地盤となるべき、非被災地域が活性を失っていく……
これは憂慮すべき事態だと思います。
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