ハンタ

itta

2012年12月25日 20:38


ハンタは浅間原からの支尾根にあり、三等三角点『羽田』のある
736.7m地点がピークの寂峰です。

例のごとく、コピーした安倍山系と地形図を手に行って参りました。

写真は、山頂から北西に下った辺りの眺望。
山伏から大谷嶺、そして右手前に有東木の集落が見えます。
※一般登山道ではありません。

旧大河内北小学校跡地からの出発です。

下渡のバス停を過ぎ、GSの手前を右に折れます。

空が青いですな。

ノスタルジックな雰囲気の階段を行きます。

下渡の家並みを振り返ります。
安倍川がきらきら光っています。

少し進んだだけで道は荒れ始めました。
かつての生活路ですが、今は歩く人がいません。

知っています。

……。。。

荒れていますが、道ははっきりしていました。

モノレールに当たりましたので、左上に沿っていきます。

冬でも汗ばむ道ですな。。

途中、右手に広場と小屋が、、小さなお宮もあります。
お正月のお飾りがあり、今も人が訪れていることを伺えます。

いくつかの作業小屋を通り過ぎていきます。
モノレールには倒木などなく、手入れが行き届いています。

放置茶畑は3mほどに育っているでしょうか。。

丸木橋を見つけました。
その向こうに道がついていたので行ってみましたが、
またモノレールに合流しました。。

更に、、放置茶畑の中に濃い踏み跡を見つけたので行ってみると、、

テレビの受信施設でした。Uターンです、、

左手に防獣ネットが現れると、奥手に民家が見えてきました。

綺麗に刈られた茶畑の向こうに、真っ白な大谷崩れが見えます。

山伏~大谷嶺

民家に到着。
松理さんが調査をされた頃は、ご老人がお住まいだったそうです。
そっと手を合わせてきました。

また、下山後に下渡の住人に伺ったところ、現在も所有者の方は下渡にお住まいで
農繁期に利用されているそうです。

民家の脇を抜けていきます。

この茶畑がいつまでも綺麗なことを願うばかりです。

時折見える景色が、本当に美しい。

やがて広大な茶畑に出ます。
しかし、、ここまでの経路がかなりの悪路でした、、悪戦苦闘で写真撮ってません。。

この茶畑の脇の道を行き、前方の鞍部に取り付きましょう。
右手のこんもりがハンタです。

林の中に入ると道は判然としませんが、行き先ははっきりとしています。

まだ尾根に乗っていませんが、道がT字に別れているようです。。
右に行きます。

少し行くと防獣ネットに当たります。
くぐるべきか、、否か、、、

最終的な答えは、防獣ネットは一度もくぐらないで山頂に行けます。
私はここをくぐりましたが、引き返しました。
そしてその先で跨ぎ越しました。
更に行き詰まったところで穴を見つけくぐりました。。なんのこっちゃですね(笑

山頂まであと僅かというところで、赤いペンキの矢印が、、

よく分かりませんが、ここだけが賑やかにマーキングされてました。。

登っていくと防獣ネットで行き詰まります。

そして見つけました、、、
人が通れる穴です。
明らかに人為的なものでしょう。
スミマセン、、使わせていただきました。
その穴埋めに、獣などが通れぬようにフックにかけて穴を塞いでおきました。。

三等三角点『羽田』に到着。
羽田が訛ってハンタでしょうか??
※羽田は当て字でした、、ですのでもともとがハンタ、、ハンタとはなんぞや?

山名は見つけることができませんでした。。

ハンタ山頂。

下山路からは冒頭の景色、、行きはネットの内側を登ったため気づきませんでした。
しかし、この道が酷かったです。歩くたびに小枝がばきばき折れます。

鞍部を抜け、上渡方面に下山します。
使われなくなったモノレールは、笹藪に覆われ倒木も激しかったです。

稜線を外れると藪が消えます。
しかし、、角度的には絶叫マシンですな。。

上渡方面の中腹にある茶畑を抜けます。

続いてテレビの受信施設と小さな茶畑を抜けます。

簡易水道を過ぎると、、

上渡の家並みが見えてきました。

ノスタルジックな小径を歩き、県道52号線に下ります。

奥に見える赤い橋のたもとが、旧大河内小学校跡地です。



あなたにおススメの記事
関連記事