日本中で里山の荒廃が叫ばれて久しいのですが、この山は半端なく愛されてます。
2006年に谷津山再生協議会なるものが発足し、こんな絵本まで!
静岡市内の大きな書店でしたら、殆ど置いてあります。
協議会の活動については、
HPに詳しく書かれてます。すごく興味深いです。
さて、お散歩ですが自転車を北街道の登り口に置いて出発です。
いきなり階段です。標高108mの山ですから、階段を登るともう
殆ど登る高さがないのでは。。
竜爪~高山、この景色で割と満足。
冬の天気のよい日には遠く南アルプスまで見渡せます。
愛宕神社に到着です。
ここには今川氏が築いた愛宕山城があったのですが、武田によって
焼き払われてしまったそうです。
先日面白い話を聞きました。
日本の各地で、戦国時代にその地を治めていた大名を慕う傾向があるそうです。
そうした中で、今川氏を語る静岡市民のなんと少ないことか、、
そんな話でした。
そう言えば、臨済寺にしても幼少期の家康が過ごしたことを
多くの静岡市民が知っていますが、今川氏の菩提寺であることは
意外と知られていないような気がします。
もうちょっと、スポットを当てることができれば、注目される
静岡の史跡も増えるかもしれませんね。
ああ、、でも、家康の前で霞んでしまうのは致し方ないですね、、
愛宕神社の横には愛宕砦の森があります。
うちの子がもう少し大きくなったら、お弁当をもってきたいですね。
そう言えば、先日岩手に行ったとき、愛宕山ってのがたくさんありました。
無知な私は最初の愛宕山を見つけた時、
「ええ!?重巡洋艦の愛宕ってのはこの山に因んでつけられたの?」
何て言ってたのですが、その後、次々見つかって訳分からん状態でした。
愛宕神社の総本山は京都にあって、各地に分社された愛宕神社のある山が
愛宕山と呼ばれていることが多いそうです。
この後下りた愛宕神社への登り口にも、きちんと愛宕山と書かれていました。
こんな感じで。
で、結局20分くらいで下山してしまいました。
本当は護国神社まで歩くつもりだったのですが、この時期に短パンで低山は
ダメすぎでした。油断すると、4,5匹のヤブ蚊がたかっています。
散々刺されて逃げ帰ってきました。
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